Prologue

辻本委員長のご厚意により、理事長ブログを開設することになりました。ありがとうございます。

小学校のとき、毎日、「生活記録」なるものを書かされていました。それは緒方にとっては難行苦行以外の何物でもなく、すっかり日記アレルギーになってしまいました。そもそも、腹が立つのは、絵日記の形であったので、毎日「絵」を書かないといけなかったことです。ある日、文章を大量に思いついたので、上半分の絵のエリアまで文章で埋め尽くしたのですが、先生からは特に何も言われませんでした。そのまま続けようとも思ったのですが、それを実行するほどの度胸はありませんでした。確か5年生になると、絵はなくなって文章だけでよくなったので、多少苦痛は和らぎましたが、難行であることは変わりませんでした。

中学生のとき、ふと思いついて、「あれは長かったから苦しかったのだ。短い文章であれば毎日でも書けるのでは」と考え、今度は手帳にその日あったことを書き留める(1日4行くらい)ということを始めました。これは、当初の危惧に反し、2年くらいは続きました。ところが、それに伴ってあることを発見してしまいました。それは、日々の生活の記録をとってしまうと、後でそれを意味もなく振り返ってしまう、ということです。振り返るだけならいいけど、あのときこうしたから今度は(も)こうしよう、などと、自分に束縛される発想になってしまうのです。それに気づいてからは、日記というものをつけるのを止めました。

ただ、今から考えると、あの頃に毎日書くことに困っていたのは、そもそも、ものを考えていなかった、発見というものをしていなかったからです。それから20年以上経ったら、少しは人間は進歩していて、1日に1つのことくらいは何か書き留めるに値する経験をしていることでしょう。多分しているはずです。しているんじゃないかな。その希望的観測を元に、深いことは気にせずに進むことにします。考える前にまず行動です。

さて、私が日々の出来事を綴るのは、中学生以来のことです。久しぶりのことなので、ちょっとどきどきしています。基本的には、緒方がその日考えたこと、認識したこと、経験したことを記載するのですが、どちらかといえば、書かれていることそのものよりも、緒方がどのような思考や発想で日々を過ごしているのか、そのウェイトやバランスをお伝えしたいと思います。といっていると仰々しいのですが、つまり、下らないことや無意味なことを書く日もありますよ、ということを単にあらかじめ予告しているだけです(笑)。

それでは、よろしくお願いします。

(2010/03/01)