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理事長挨拶
1300年前、奈良は日本の首都として栄え、シルクロードや遣唐使を通じて世界中から文化や芸術、技術などが集まる最先端の国際都市でした。
当時の都の様子を伝える遺跡や建造物、文化が今なお伝統行事などを通じて人々の暮らしに生き続けていることが評価され、1998年、「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されました。
1300年前のものが今なお残り続けているのも、「未来に残していきたい」と願う1300年間の人々の思いと、それがDNAとなり脈々と受け継がれているからに他なりません。
いまを生きる私達も、そのDNAを受け継ぎ、次の世代に引き継ぐこと、そして1300年後の未来を見据えた価値を創り出していくことが責務であると考えます。
2024年度、奈良青年会議所は「心を観じて、心から尽くす」をスローガンに掲げ、近畿地区協議会や行政、地域の皆さまと協力し、来訪者の視点に立った奈良の地ならではの大会をつくってまいります。
そして、大会期間中はもちろん、大会後にも 「また来たい」と思っていただけ、皆さまが開催して良かったと心から感じていただけるような大会を目指します。
New Discovery, New Creation.
近畿地区大会奈良大会では、近畿地区協議会の運動発信と共に、古都・奈良に息づく日本人の心やかたち、くらしの原風景を感じていただくことで新たな発見と新たな創造が生まれ、次の世代につながる大会を実現してまいります。
結びとなりますが、2024年度近畿地区大会奈良大会を主管させていただくにあたり、多くの皆さまに感謝を申し上げると共に、主管青年会議所一同、皆さまを心より歓迎申し上げます。
一般社団法人奈良青年会議所
第65代理事長 胎中謙吾